競走馬の引退後を考える「馬のみらいアクション」のクラウドファンディングがスタート

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campfireクラウドファンディング詳細ページから引用
CAMPFIRE

合言葉は #ウマミラ !

株式会社TCC Japanがクラウドファンディング参加型引退競走馬支援 啓発プロジェクト「馬のみらいアクション」がCAMPFIREでスタート。目標金額1千万となっており、2月一杯まで支援を募っています。

リターンの内容と種類

2,000円

  • 【#ウマミラファン】
  • 電子版ブックレット(PDFデータ)
  • サンクスメール

3,000円

  • 【#ウマミラサポーター】
  • ブックレット1冊

5,000円

  • 【#ウマミラメンバー】
  • ブックレット1冊
  • ソメスサドルタグ付き鐙チャーム(ライトブラウン×シルバー鐙)
  • 啓発活動への参加権

10,000円

  • 【#ウマミラメンバー⊕】
  • ブックレット10冊
  • ソメスサドルタグ付き鐙チャーム(ライトブラウン×ゴールド鐙)
  • 啓発活動への参加権
  • オンライン交流会参加権

30,000円

  • 【#ウマミラリーダー(限定100名)】
  • ブックレット30冊
  • ソメスサドルタグ付き鐙チャーム(ブラック×シルバー鐙)
  • TCC主催ミーティング参加権
  • TCC主催交流会参加権

50,000円

  • 【#ウマミラスポンサー】
  • ブックレット30部
  • ソメスサドルタグ付き鐙チャーム(レッド×ゴールド鐙)
  • ブックレットへのお名前記載(任意)
  • コンセプトムービーのエンドクレジット(任意)
  • 地方競馬協賛レースへご招待(最大40名)

100,000円

  • 【#ウマミラパートナー】
  • ブックレットへのお名前記載(任意)
  • コンセプトムービーのエンドクレジット(任意)
  • 共同の啓発活動実施

以下クラウドファンディング詳細ページから引用

私たちは「馬と共に社会をゆたかに」をMissionに掲げ、引退競走馬を救い・活かし・支える引退馬ファンクラブTCC」での支援活動や、引退競走馬をパートナーとしたホースセラピーなどの事業活動に取り組んでいます。

JRA日本中央競馬会のトレーニングセンターがあります「馬のまち栗東」(滋賀県栗東市)を活動拠点とし、2019年5月には日本初の取り組みとなるホースシェルター®を含む、人と馬の福祉をテーマにした自社施設「TCCセラピーパーク」を竣工。
その活動内容に対してグッドデザイン賞キッズデザイン賞を受賞するなど、活動を加速させてきました。

TCCセラピーパーク(滋賀県栗東市)

また2021年8月には東京営業所を開設し、活動の拡大、新しい取り組みを始めるための準備を進めてきました。

そして満を持してこの度、支援活動事業活動に続く3つ目の活動柱として、引退競走馬支援の啓発活動となる「馬のみらいアクション」を立ち上げます!

一言一句全て自分の言葉で思いを語っていますので、少し長いですが最後までお読みいただけますと嬉しいです。

◆引退した競走馬のその先は?

世界一の売上を誇る日本の中央競馬産業。

毎年約7,000頭のサラブレッドが生産され、日本ダービーという3歳の頂点を目指して様々なドラマが繰り広げられます。
しかしその一方で毎年約5,000頭が登録抹消され、優秀な競走成績を残した一部は繁殖として牧場に戻り、一部は乗用馬としてのセカンドキャリアが与えられますが、怪我などを理由に引退した馬には治療や療養の時間や場所が担保されず、残念ながら行き場がなく廃用になっている現状があります。

また、近年は中央競馬を登録抹消後、地方競馬に移籍をする機会が多くなりましたが、同様に地方競馬を登録抹消された馬の多くが行き場がなく、廃用になっています。

長ければ30年生きる馬たち。競走馬を引退するのは早ければ3歳、長くても10歳程度。
その後の馬生を全うする仕組みがありません。

※農林水産省編纂「馬関係資料」参照
※ページ下部に詳細情報記載

TCCホース ロサギガンティア

◆なぜ引退競走馬の支援に取り組むのか

サラブレッドは経済動物。よく聞く言葉です。
しかしその「経済動物」という言葉を言い訳に見て見ぬふりを続けてきたのではないでしょうか。

確かにいわゆる愛玩動物である犬や猫の殺処分と違い、馬はペットフードなど様々な用途に使われています。ですのでTCCでは殺処分という言葉は使いません。

しかしながら牛や豚、鶏と違い、サラブレッドは競馬という人間の興行のために生産している動物です。
競馬を通じて私たちに多くの感動や勇気、熱狂、興奮を与えてくれています。
同じ畜産動物であっても決して食用目的で生産している動物ではありません。

生まれてきた目的が違います

したがって私たちは決して大げさな愛護活動をしているつもりはありません。
当たり前のことをしているだけです。

自分たち人間のために頑張ってくれた馬たちに対し、競走馬引退後もセカンドキャリアやその後に対して出来ることをしていく。
文化人として、ましてや世界一の競馬産業を誇る日本人として、当たり前の取り組みと考えています。

TCCホース ザサンデーフサイチ

▼JRAの福永騎手、和田騎手、松山騎手から応援メッセージをいただきました!

※コンセプトムービー内でも思いを語ってくれています。

福永祐一騎手

たくさんの人に知ってもらって、馬に関わる人が増えれば、やっぱり必要とされる馬の数も馬が活躍できる道も増えていくと思います。
引退競走馬についてちょっとでも興味持ってもらえるように今自分に出来ることとしてこういった啓蒙活動に協力が出来ればと思います。

JRA も引退競走馬に対する取り組みを始めていますので、役割分担をしながらどんどん推し進めていきたいなという思いではいます。
たくさんの人に興味を持っていただければと思っていますので、よろしくお願いします。

和田竜二騎手

馬の未来も勿論大事ですし、支える人たちの未来も大事だと思うんで、馬が好きな人、競馬が好きな人に無理しない程度に賛同をしていただける方がいれば、この「馬のみらいアクション」に一緒に賛同していただきたいと思います。

こういう啓発活動を通して、一人でも理解して支えてくれる方を広げていくのが私たちの役割だと思いますので、自分に出来ることとして力を注いでいきたいなと思っています。

松山弘平騎手

引退してもやっぱり馬には未来がありますし、そういう先のこともみんなでサポートしていくためにも、多くの方に知ってもらうということで、すごい良い活動だと思います。

なかなかこういった機会ってつくれるものではないかもしれないんですけれども、今後この「馬のみらいアクション」をきっかけにもっともっと広がって欲しいなと思います。

◆なぜクラウドファンディング?

引退競走馬の支援活動をする個人・団体にとって、正直なところPRや啓発にかけるほどのお金や時間に余裕がありません。どうしても目の前の馬への直接的な支援が優先となってしまいがちです。

TCCの活動も、今までほとんど広告宣伝費を使ったことはありません(何度かSNS広告をしたことがある程度です)。
また、会員様の会費から広告宣伝費を捻出することにもためらいがありました。

しかしながら、啓発活動の重要性は言わずもがなであり、引退競走馬を取り巻く現状を多くの方に知ってもらう事、そして何かしらの行動を起こしてもらう事が1頭でも多くの引退競走馬を救うことに繋がることになります。
また最近は「TCCが率先してもっと多くの人に知ってもらうように頑張らないと」、という叱咤激励やご期待の声を多くいただくようになってきました。

そこでこの度、クラウドファンディングという手段を使い皆様の協力を広く求めながら、啓発活動の資金確保だけでなく、参加者、賛同者の確保も目的とし、直接的な支援よりもより広くリーチすることが出来る間接的な支援としての啓発活動にチャレンジさせていただきます!

TCCホース キョウエイアシュラ


What’s Action
「馬のみらいアクション」って?



◆取り組む内容

馬のみらいアクションでは大きく分けて3つの工程で活動を行います。

① 活動原資を集める(クラウドファンディング)
約1か月間のクラウドファンディングにて、啓発のための販促物やアイテムの制作費、活動運営費、活動参加者や賛同者を募ります。
←今ここです

② 今を伝える(コンテンツ制作)
クラウドファンディング終了後、引退競走馬の”今”を知ることができる各種コンテンツを制作します。

・ブックレット(A5サイズ35ページ)
・コンセプト映像
・ドキュメンタリー映像
・啓発グッズ
・寄付型自販機のオリジナルラッピング
など

③ 人に伝える(啓発発動)
制作コンテンツを用いた啓発活動を1年間かけて実施します。

・ブックレットの設置、配布協力の営業活動
・オリジナルラッピングを施した寄付型自販機の設置活動
・競馬場などでの啓発イベント
・地方競馬での協賛レース
・啓発のためのタイアップ広告
・リーダーMtgの開催
など


●ブックレットについて

馬のみらいアクションの啓発アイテムのメインコンテンツとして、引退競走馬の”今”を伝えるためのブックレットを制作します。
内容のボリュームは勿論、デザイン写真文章にもこだわり、しっかりとした読み物としての制作物となります。

・サラブレッドの基礎知識
・引退競走馬の現状や資料
・競馬に関わる人へのインタビュー
・様々な支援の方法
 など(A5サイズ35ページ)
引退競走馬の今を知って、自分に出来るアクションを始めるためのいわばガイドブックとなります。

ブックレットを置いていただける店舗様、配布していただける事業者様、ぜひお気軽にお問合せください!

制作監修:株式会社Creem Pan様
引退競走馬の”今”をテーマにしたドキュメンタリー映画「今日もどこかで馬は生まれる(2019年公開)」を企画・制作した株式会社Creem Panのスタッフさんに、ブックレットや各ムービーなどのコンテンツ制作を担当していただきました。

TCCセラピーパークでの撮影風景


●オリジナルラッピング寄付型自販機について

JRA栗東トレーニングセンター設置実機

自販機ベンダー大手のサントリービバレッジソリューション株式会社様と連携し、寄付型自販機の設置を進めています。設置事業者様に入る販売手数料の一部をTCCの引退馬支援活動に寄付をしていただく仕組みです。
購入者は気軽に引退馬支援活動に寄付をすることができ、設置事業者様にとってはオリジナルラッピングによるCSRとしてのPRや消費者の購買動機に繋がることによる売上増が見込めます。

昨年末にJRA栗東トレーニングセンター様に設置していただいたのを皮切りに、今後様々な場所に展開をしていきたいと考えています。

設置をご検討いただける事業者様、ぜひお気軽にお問合せください!
※設置には一定の条件、審査がございます。


●ブックレットの設置配布や寄付型自販機の設置についてのお問合せはこちらまで。
TCC事務局
support@tcc-japan.com
担当:小松(ブックレット)・篠原(自販機)

◆実現したい社会

今、引退競走馬支援に対する潮流が一気に変わろうとしています。

取り組みを始めた約10年前(準備期間含む)は、競馬関係者でもファンの間でも「引退した馬の行方を追ってはいけない」というのが暗黙の了解で、口にすることはタブーな雰囲気でした。

しかし2017年にJRAが「引退競走馬に関する検討委員会」を設置し、一気に情勢は変わってきました。

引退競走馬に限定したRRC(引退競走馬杯)という馬術大会の開催や、養老余生を支援する事業など、JRAが主体となって引退競走馬に関わる活動の後押しを始めました。
引退競走馬に対する関わり方や考え方は非常に幅広くセンシティブな分野なのですが、JRAが慎重にバランスをとりながらそれぞれを肯定していったことで、各々が出来る取り組みをしていこうという流れに変わってきました。

また、手前味噌ですが、TCCの活動自体(つまり多くの会員様の熱意)も少なからず世論が変わり始めた要因の一つにはなったのではと考えています。

今、このチャンスを逃したくないー

引退競走馬を取り巻く環境自体は一朝一夕で変わることはなかなか難しいですが、皆さんの意識が作り出す「」は一瞬にして変わります。

各々の立場で、引退競走馬への支援に当たり前に取り組む社会に、支援ではなく当たり前の取り組みになる世の中に。

今こそ皆が一丸となって動く時がやってきました!
皆で大きなムーヴメントを起こしましょう!

TCCホース ラッキーハンター
◆資金の使い道

【制作費用】
小冊子制作費:160万円
小冊子印刷費:約40万円
コンセプト映像制作費:65万円
ドキュメンタリー映像制作費:50万円
ロゴ制作費:9万円
グッズ制作:約200万円

小計:約524万円

【活動費用】
自動販売機オリジナルラッピング:10台×8万円=80万円
広告宣伝費:約20万円
地方競馬協賛レース
・船橋競馬場:30万円
・川崎競馬場:30万円
・園田競馬場:10万円
・名古屋競馬場:10万円
宿泊交通費:約50万円(啓発活動や営業活動にかかる移動経費)

小計:約230万円

【その他費用】
発送費:約30万円(ブックレットやリターン発送)
事務局運営費:約120万円(人件費(年間・他業務兼務)、消耗品費、諸経費など)
クラウドファンディング手数料:99万円(目標金額の9%+消費税)

小計:約250万円

合計:約1,000万円

※活動報告とともに収支報告はしっかりとさせていただきます。
皆様のご支援は全て啓発活動を含む引退競走馬支援のために大切に使わせていただきます。


資金が不足した場合
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、販促物などは制作しリターンをお届けします。
リターン提供以外の啓発活動については集まった資金で出来る限り計画を実行しますが、集まった金額によっては出来ない活動が出てくる可能性がありますので予めご了承ください。

資金が余剰した場合
目標金額を上回った場合、啓発活動にさらに取り組むと共に、最終的に余剰した分はTCC独自の年金システムであるTCCみらい基金へ積み立てをし、引退競走馬の養老余生のために活用させていただきます。
TCCみらい基金はこちら


◆実施スケジュール

・4月上旬
 ブックレット完成、ドキュメンタリー映像公開
・4月頃
 TCCミーティング開催(ウマミラリーダー)
・5月頃
 オンライン交流会開催(ウマミラメンバー⊕)
・5月上旬、6月上旬、7月上旬
 ソメスサドルコラボチャーム完成、順次発送
 ※制作にお時間がかかり3回の分納となるため、お申し込みいただいた順の発送となります。
 各種啓発活動開始


◆リターン

「馬のみらいアクション」はクラファン参加型の啓発プロジェクトです。
様々な参加方法からお選びいただけます。

#ウマミラファン 2,000円
#ウマミラサポーター 3,000円
#ウマミラメンバー 5,000円
#ウマミラメンバー⊕ 10,000円
#ウマミラリーダー 30,000円
#ウマミラスポンサー 50,000円
#ウマミラパートナー 100,000円


●ウマミラのメンバー証となるタグ付き鐙チャームについて

ステッチの仕様やロゴはイメージです

日本唯一の馬具メーカーであるソメスサドル様との本プロジェクトのための限定コラボアイテム(非売品)となります。
特別に生産していただくため、実物の写真がまだなく(現在サンプルを作成中です)あくまでイメージとなりますが、チャームとタグは上質の牛革でロゴは印刷ではなく刻印となりますので、イメージ画像よりも実物の方がより質感の高いものとなると思われます。
さりげなくバッグにつけていること自体が啓発活動につながります。ぜひこのチャームをつけて競馬場に足を運んでください!

【#ウマミラメンバー】
ライトブラウン×シルバー鐙
【#ウマミラメンバー⊕】
ライトブラウン×ゴールド鐙
【#ウマミラリーダー】
ブラック×シルバー鐙
【#ウマミラスポンサー】
レッド×ゴールド鐙

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