レイパパレの圧勝で幕を閉じた2021年大阪杯を回顧

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勝ったのは3冠馬でもなく最速牝馬でもなくレイパパレ

2021年の大阪杯は2020年の3冠馬コントレイルと2020年マイルとスプリントGⅠの2階級を制覇した最速牝馬グランアレグリアの2強対決が注目を集めていましたが、終わってみればレイパパレが4馬身差の圧勝劇で幕を閉じたレースだった。

重馬場の中逃げて、差した

レースの結果を左右したのは馬場であったのは疑いようがなく、その中で鼻を切ってレースを引っ張り、最速の上がりで制したのだから他の馬は全く歯が立たなかったと言える。1000m通過を59.8という重馬場の中でこのタイムとなるとハイペースと言っていい中、最後の直線では最速の上がりなのだから恐れ入る。まさに天が味方したと言えるだろう。

鞍上の川田騎手が素晴らしかった

レイパパレの力は疑いようもないが、鞍上の川田騎手の手腕も素晴らしかった。最後の直線では芝の荒れていない外側に持ち出して追い出しを開始したのが4馬身差の快勝をした最大の要因と言える。

それとは反対に終始内を回り、最後の直線でも馬場状態の悪い内を通った松山騎手は上手くエスコートできなかったと言われても仕方がないだろう。

騎乗停止が影響したか?

最後の直線、馬場状態の悪い内を通った松山騎手もおそらく、外目に出して追い出したかったと思います。レース映像をよく見ると直線に入る直前横を見るようなしぐさをしています。そこで直線で外にだすとさらなる制裁点をくらってしまうと頭をよぎったのかもしれません。

重馬場に切れ味を削がれた人気馬

コントレイル、グランアレグリア、サリオスの人気馬3頭は、雨による重馬場により、切れ味を削がれてしまったのが敗因だと思われます。実際に騎手、調教師ともに敗因を馬場としています。

良馬場での激突が見たい

今回は重馬場による消耗戦となりましたが、次戦は良馬場での激突が見たいですね。さらに今回出走していないデアリングタクト、クロノジェネシスも勢ぞろいしてのオールスター戦がみたいですね。コントレイルは宝塚記念でのリベンジを表明しているので今から楽しみですね。

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