【競馬ニュース】【エフフォーリア】シンボリクリスエス以来19年ぶり3頭目の天皇賞・秋制覇

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シンボリクリスエス以来19年ぶりの快挙

天皇賞・秋は3歳馬にとって壁の高いものである。その証拠に163回の歴史を持つこのレースに勝利したのは96年バブルガムフェロー、02年シンボリクリスエスの僅か2頭しかいない。そんな天皇賞・秋に164回目にして3度目の快挙が達成された。それがエフフォーリア(父エピファネイア)だ。

競馬はブラッドスポーツと呼ばれるが、奇しくもエフフォーリアはシンボリクリスエスの孫であり、まさにそれを体現した存在と言えるだろう。

3強が激突

今回の天皇賞はまさに3強激突の様相だった。スプリント・マイルの2階級制覇のグランアレグリア、前年無敗での3冠を制したコントレイルが出走しており、ニュースや競馬新聞などでも盛り上がりを見せており、終わって見れば3強のためのレースだったと言える。レース展開は抜群のスタートを決めたグランアレグリアが道中2番手で追走、エフフォーリアが6番手、コントレイルがエフフォーリアを後ろで見る展開となり、最後の直線はグランアレグリアが早め先頭になったところをエフフォーリアが差し切り、ゴール直前でコントレイルがグランアレグリアをクビ差捉える展開となった。

少し距離が長かったか?

2階級制覇のグランアレグリアはラスト100mで脚が鈍りコントレイルにかわされ3着に。鞍上のルメール騎手のレース後のコメントでは「いいスタートを切って、楽に前につけることができました。道中で息も入って、それほど力を使いませんでした」と、ルメール騎手は振り返ったが、「ただ、(雨で)軟らかい馬場で反応がいつもと違いましたし、距離も少し長かったです。やはりマイルのほうがいいと思います」とあるので、やはり2000mという距離は適距離ではなかったという事でしょう。

コントレイルは上り最速を記録

2着のコントレイルはメンバー最速の上り33.0を記録するも1馬身差の2着に。それを考えると道中の位置取りの差が出てしまった形だ。次走は引退レースのジャパンカップだが、ステップレースと考えれば十分な内容ですし、ジャパンカップは大いに期待できるでしょう。

夢の続きは次世代へ

エフフォーリアの次走は有馬記念となる予定となっています。そうなるとジャパンカップを引退レースとしているコントレイルや来年3月での引退がクラブ規定で決まっているグランアレグリアとの再戦は現実的にないとみていいでしょう。そうなると産駒同士での対決というのが楽しみになります。グランアレグリアに関しては、将来的にエフフォーリアが種牡馬入りした時に交配する可能性もあるので非常に楽しみですね。

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