砂の怪物誕生か?ジュタロウにかかる期待と夢

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新たな砂の怪物候補

2021年11月13日阪神競馬場4Rで行われた新馬戦(2歳・ダ1800m・10頭)に出走したジュタロウ((牡2、栗東・河内洋厩舎)が衝撃のデビュー戦を飾った。2着に2.4秒もの大差をつけ勝利、さらに10馬身差の3着に9番人気ソルトゴールド(牡2、栗東・木原一良厩舎)が入り、掲示板を確保(5着)したヒロノシュンがタイムオーバーになるというとんでもないことも起きた。

ジュタロウの血統は、父Arrogate、母Bodacious Babe、その父Mineshaftという血統の米国産馬。

タイムオーバーとは?

重賞競走騎手招待競走、その他競馬番組で特に定めた競走以外の平地競走に出走した馬または平地重賞競走に出走した未出走馬および未勝利馬が、当該競走の第1着馬の競走に要した時間より、下表1に定める時間を超えて決勝線に到達したとき、当該競走の実施日の翌日から起算して下表2に定める期間平地競走に出走できないこと。ただし、裁決委員がやむを得ないと認めたときは適用されない。

JRA競馬用語辞典より引用

新馬戦などで1着と最下位の差がタイムオーバーになるというのはあることだが、5着以下が全てタイムオーバーというのは聞いたことがない。しかもダートで起きたという事で、いかにジュタロウのスピード能力が飛びぬけていたかが分かる。しかもレース映像を見る限り全く本気を出しているような感じでもなく普通に走って能力の違いだけでそこまでの差が広がっていた。現に鞍上の武豊は一度もステッキをつかっていなく余裕綽々と言った感じだった。後続の馬たちが必死に鞭を打っている中での出来事だった。

レース映像はこちらから

来年はアメリカ3冠挑戦か?

これだけのパフォーマンス、そして血統面をみると否が応でもアメリカ3冠への挑戦ということが頭に浮かんでくる。同馬を管理する河内師によると「ユタカが本気でケンタッキーダービーへ行きたいと言っていた」とコメントをしていたとのこと。今後のローテーションは来年の自己条件からスタートする予定とのこと。

年明けの1勝クラスのあとは例年フェブラリーS(G1)当日に行われるヒヤシンスS(L)を出走するものと思われる。ヒヤシンスSは「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の選定レースで、1~4着馬にケンタッキーダービー出走馬選定ポイント付与され、合計ポイント最上位の馬へケンタッキーダービー(G1)の出走権が与えられる。

個人的にはUAEダービーにも出走して欲しいところです。

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