【競馬ニュース】グランアレグリアが連覇を達成し有終の美を飾ったマイルCS2021を回顧

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横綱相撲で引退レースを快勝

2021年11月21日阪神競馬場で行われた第38回マイルチャンピオンシップが行われ、このレースを最後に引退を表明していたGⅠ5勝の名牝グランアレグリアが横綱相撲の快勝。力の違いを見せつけ有終の美を飾った。

レースは最内のホウオウアマゾンが引っ張る形になり、グランアレグリアは中団より後方を追走、シュネルマイスターは中団内側、ダノンザキッドは中団外側を追走する形に、最後の直線は馬場の外側をグランアレグリアがメンバー最速の32.7をマークし、ゴール板を先頭で駆け抜けた。シュネルマイスターは最後の追い出しがスムーズにいかない中32.9の上りを記録し、最後は2着にでゴール。内枠による不利を少し受けてしまい少し勿体ない形だ。

ダノンザキッドはグランアレグリアとほぼ同時に追い出しを開始、最後はインディチャンプを鼻差捉えて3着に。3歳勢が2,3着に来たことで来年以降楽しみだ。

グレナディアガーズはスタート直後から折り合いを欠き、最後は13着に。あれだけ折り合いを欠いてしまっては仕方ないかと。

サリオスの適距離は?

3番人気サリオスは、最後の直線は絶好の位置取りでしたが伸びきれずに6着に、鞍上の松山弘平騎手は「行く馬がいなくて、押し出される形になりました。うまく仕上げて、状態が上向いていただけに結果を出したかったんですが…。申し訳ないです」とレース後にコメントをしてるので本来は、もう少し後ろで折り合いたかったのでしょうが、それにしても最後の直線はあまりにも見せ場がなくて残念でしたね。

それにしてもサリオス陣営は何を考えてレース選択をしているのか分からないです。これで年内はレースに出ないでしょうから年間の出走が3回しかありません。いくら何でも少なすぎますし適距離が本当にマイルなのかも疑問です。ダービーでは2着に来ていますし、血統的にみてももう少し距離があったほうがいいのでは?と思ってしまいます。

来年のマイル戦線の主役は?

ここ2年間のマイル戦線は、女王グランアレグリアが言葉通り支配していたと言えるでしょう。その絶対王者のグランアレグリアが引退したことにより、マイル戦線は混沌の時代に突入したと言っていいでしょう。主役を張りそうなのはシュネルマイスターになりそうですが、春のマイル王ダノンキングリーもいますし、スプリンターズステークスを制したピクシーナイトもマイル戦線に来る可能性も十分あるので来年のマイル戦線も面白いことになりそうですね。

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