【レビュー】Xtrfy M4 RGB 万人受けする軽量かつ左右非対称ゲーミングマウス

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スウェーデンのゲーミングデバイスメーカーXtrfyからトレンドの軽量ゲーミングマウスM4 RGBをレビューしました。

主な仕様

 

 

本体と付属品

マウスの付属品としては珍しいキーキャップ、交換用のソール付き

付属品としてはかなり珍しい交換用のキーキャップが付いてくる。おそらくECSキーの交換用のものだと思うが、ここら辺はメーカーの遊び心だろうか?そして非常にありがたいのが交換用の専用ソールが付属されていることだ。テフロン100%の非常に滑りのいいものが元からついているが交換用のソールが付いてくるのは筆者は初めてです。M1、M2、M3のソールが別売りしているのでM4のソールもこれから別売りするのではないではと思っています。

右利き専用のエルゴノミクスデザイン

M4 RGBは右利き専用のエルゴノミクスデザインになっています。非常に握りやすい形状になっており、万人受けする形となっています。かぶせ、つかみ、つまみどの持ち方をしてもしっくりくるかと思います。自分の握りやすい握り方をするのがいいでしょう。

サイドボタンの高さはそこまでないものですが問題なく使えます。押しにくいということはないでしょう。ホイールは軽い部類に入ると思います、抵抗感も少なくカチカチ感もそこまでありません。ホイールの押し込みも重くなく押しやすいです。

マウスのシェルの加工により69gの軽さを実現

M4 RGBの最大の特長と言えばやはりその軽さでしょう。 マウス全体に施された穴あき加工により69gの重量になっており非常に軽くなっており取り回しがしやすくなっています

仕様より軽かったが誤差の範囲と思われる

実際に重さを量りましたが仕様より1g軽い68gでした、まあこれは誤差の範囲内でしょう。

Xtrfy EZコード

M4 RGBはケーブルも従来よりも非常に柔らかいXtrfy EZコードが採用されており、より滑らかなスワイプを実現しています

Pixart 3389センサー搭載

Pixart 3389センサー搭載により正確なトラッキングを実現。背面のDPI切り替えボタンにより400・800・1200・1600・3200・4000・7200・16000まで8段階に変更可能となってます。DPIは取説に書いてある通り色により判別することができます。※カスタマイズソフトはないので任意の数字に変更はできません

センサーの上下にはXtrfyとGLHF(おそらくグッドラックハブファンの略)が印字されていて細部にこだわりが感じられる

カスタマイズソフトウェアなしで様々な設定が変更可能

Xtrfのデバイスは基本的にカスタマイズソフトは存在せずハードウェアでカスタマイズできるようになっているM4 RGBも同様だ。マウス裏の下部にポーリングレートの切り替えスイッチがあり、写真だと少し分かりにくいが左から125Hz、500Hz、1000Hzの3段階に切り替えられる。

マウスホイールの下についているボタンはLEDの切り替えスイッチだ。単体で使うとLEDのイルミネーションの種類を変えることができる。サイドボタンと同時押しで輝度の調整、右クリックと同時押しでLEDの色の種類を変えることができる。

コンフォーマルコーティングでマウスの内側を耐ダスト、耐水滴

このような肉抜きされた軽量マウスで懸念されることは穴の開いた部分から埃が入って誤作動などの心配がされますがこれにもコンフォーマルコーティングという対策が施されていて保護されているそうです。通常での使用により誤作動などの心配はほとんどないと思われます。

Xtrfy M4 RGBの総合評価

Xtrfy M4 RGBの総合評価としては非常に高い水準でまとまったマウスであろう。69gという軽さ、握りやすい形状、サイドボタンの位置、ホイールの硬さや押しやすさ、リフトオフディスタンスの短さ、どれを取っても文句のつけようがない代物だ。

一方で少し個人的に残念なポイントもいくつかある。まずは穴あき加工がマウスを握ったときの親指と薬指が当たるところも肉抜きされていることによる握り心地に少し違和感を感じてしまうことだ。これに関しては個人差があるので気にならないなら特に問題はない。

もう一つはカスタマイズソフトがないことだ。他のゲーミングデバイスのメーカーはほとんどがボタンの割り当ての変更やイルミネーションの変更などがソフトウェア上でできるようになっているがXtrfyの製品はすべての製品がハードウェアカスタマイズである。これで満足できる人なら全く問題がないのだが筆者のようにホイール下のLEDの切り替えスイッチ(他社製品ではDPIの切り替えスイッチの場合が多い)を他のボタンに割り当てがしたい人にはこれは大きな不満点と言わざるを得ない。カスタマイズソフトウェアがほとんどのゲーミングデバイスメーカーで開発されているのは需要があるからである。需要がないものを開発する意味はない。Xtrfyの製品はプロゲーミングチームNinjas in Pyjamasとの共同開発で知られていて非常に高品質なものだ。だからこそカスタマイズソフトウェアは個人的には欲しいところ。※あくまで筆者個人の考えです

もう一つは購入方法が現状非常に少ないところだ、Amazonですら在庫がないし、アークオンラインストアでも現状在庫がない、筆者はアークオンラインのyahooショップで買ったがそちらも在庫がない状態だ。おそらく現状だと実店舗に買いに行かなければならないだろう、しかし全国どこでもPC専門ショップがあるかというとノーである。この辺の販売網はもう少し広げる必要があると思う。いい製品なのは間違いないのにそれを手軽に買える手段が少ないのは非常に勿体ない。

一応Amazonのリンクは貼っておきますが現在は在庫切れ状態、というか現状国内の通販はすべてが売り切れ状態で実店舗しか買えない状況です。オークションとかメルカリなど個人間での取引ならあるかもですが、さすがにこれは何とかしてよという感じですね。(2019/12/22現在)

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