サトノレイナスがダービー参戦を表明 果たして勝算はあるのか?

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ダービー参戦を表明したサトノレイナス陣営

4月11日に行われた第81回桜花賞で2着だったサトノレイナス(牝3、美浦・国枝栄厩舎)は、C.ルメール騎手鞍上で、5月30日に東京競馬場で行われる日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)に向かうことが判明。

牝馬の日本ダービー参戦は2014年のレッドリヴェール以来7年ぶりで、グレード制導入(1984年)以降、GI未勝利での参戦は初となる。

勝算あっての参戦なのか?

管理する国枝調教師は「オーナー、ルメさんとも相談し決めました。もともといいものがあるし阪神JF、桜花賞では負けたけど力は見せてくれたし牡馬相手でもいけるかなと。ルメさんも手応えを感じているので」とのことだが、正直筆者の見立てではエフフォーリアや毎日杯を驚異のレコードで制したシャフリヤールには叶わないと思っています。

今年の3歳勢はレベルが低いのか?

今年の3歳クラシックは本命が不在と言われ大混戦模様となっていましたが、蓋を開けてみれば牡馬牝馬共に2番人気のソダシとエフフォーリアが制し、期待通りの活躍を見せています。

ファンの中には牡馬のレベルが低いとの意見もありますが、むしろ筆者は牡馬は粒ぞろいであると思っています。エフフォーリアを筆頭に、朝日杯FSで阪神芝1600m2歳コースレコードとなる1分32秒3をマークし勝利したグレナディアガーズ。

ニュージーランドトロフィーを5馬身差で圧勝したバスラットレオン、毎日杯を驚異のレコードで制したシャフリヤールなどむしろ去年よりも粒ぞろいなのではないかと思っています。

ウオッカとダイワスカーレットをなぞらえる人もいるが

今回のサトノレイナスのダービー参戦により、ウオッカとダイワスカーレットを想起させる人もいるようですが、この2頭は長い日本の競馬史でも超ド級の牝馬2頭です。そもそも比べること自体があり得ないくらいの偉大な存在です。仮に比べるとするなら今後この2頭が歴史に名を刻むくらいの戦績を残してからだと思います。

とにかく無事に本番を迎えること

無事これ名馬という格言がありますが、まずは怪我なく無事に本番を迎えることが一番大事となります。コロナ禍での開催で観客も数を絞っての開催となるので開催できるだけでも感謝をしなければなりませんね。

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