藤田菜七子ジョッキーJRA重賞初制覇!まさに現在進行形で歴史を作っていっている存在

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まずは藤田菜七子ジョッキーJRA初重賞制覇おめでとうと言わせていただきます。本当におめでとう!

2019年12月8日中山競馬場で行われた第12回カペラステークスでコパノキッキングに騎乗し、女性ジョッキーとしてJRA初重賞制覇の快挙を成し遂げた。※コパノキッキングはカペラステークス2連覇

藤田菜七子ジョッキーといえば2019年10月2日、大井競馬場で施行された東京盃(JpnII)を同じくコパノキッキングで交流重賞を初制覇し自身初の重賞制覇を成し遂げたばかりである。

2016年のデビューから常に注目の的になってきた藤田菜七子ジョッキーだが、年々勝ち鞍を伸ばし今年に入ってからは自身の記録を更新、さらに進化をして現在も女性ジョッキーとしての記録を更新し続けていっている状況である。

競馬界は完全に男の世界だ。そんな中まさに現在進行形でJRA所属女性ジョッキーとしての歴史を作っていっている存在である。

藤田菜七子ジョッキーの足跡

ここで菜七子ジョッキーの騎手としての足跡を年代順に追っていくことにしましょう。

2016年

  • 2016年3月3日 川崎競馬場でデビュー第1競走でコンバットダイヤ(浦和)に騎乗し2番人気に支持されるものの8着、 その日は6鞍に騎乗し、第5競走で騎乗したミスターナインワン(浦和)の2着が最高
  • 同年3月20日の中山競馬第11競走スプリングステークスでモウカッテルに騎乗し9着。デビューから14日目で重賞競走初騎乗と細江純子のデビュー142日目での重賞初騎乗記録を大幅に上回った
  • 同年3月24日、浦和競馬第3競走でアスキーコードに騎乗し、36戦目(中央22、地方14)で初勝利を挙げ、続く第6競走でも2勝目を挙げ、1日に2勝を達成、JRA所属の女性騎手として史上初の快挙となった。
  • 同年5月15日、新潟競馬第12競走の飛竜特別(直線1,000m)でピュアリーソリッドに騎乗してJRA3勝目を挙げ、牧原以来14年ぶりとなる特別競走、女性騎手初となる直線競走での勝利を成し遂げた。
  • 同年8月6日、8月19日にイギリスサンダウンパーク競馬場で実施される「レディースワールドチャンピオンシップ」第13戦に出場することが発表された。JRA所属の女性騎手としては1999年の細江順子以来の参戦となる。ところがレース前に落馬し放馬、競走除外となった。しかしその救済措置としてアラブ首長国連邦アブダビ競馬場で行われた「レディースワールドチャンピオンシップ」第15戦にも招待され15頭中7着となった。
  • 2016年の中央競馬での勝利数は6勝

2017年

  • 2017年1月21日、マカオのタイパ競馬場で開催される「マカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ」に、JRA代表として武豊とともに招待され参加。藤田は香港を拠点に騎乗するオリビエ・ドゥルーズとチームを組み、対象4レースに騎乗し6チーム中5位となった。また、同日に行われたマカオスプリントトロフィー(マカオG3、芝1,200m)で海外重賞初騎乗を果たした(9頭中9着)
  • 同年2月25日、小倉競馬第8競走でリルティングインクに騎乗して2017年シーズン初勝利
  • 同年10月21日、新潟競馬第11競走の飛翼特別でベルモントラハイナに騎乗して勝利し、JRA年間12勝目。1997年に牧原由貴子が記録した11勝を抜き、JRA女性騎手の年間最多勝利記録を更新した。同時に、JRA女性騎手として初のメイン競走勝利も成し遂げた。最終的に14勝をあげ、2017年中央競馬騎手年間ホープ賞を受賞した。

2018年

  • 2018年1月8日、中山競馬第7競走のサラ4歳以上1000万下でビックリシタナモーに騎乗して2018年シーズン初勝利
  • 同年6月17日、東京競馬第7競走の未勝利でベルクカッツェに騎乗して2018年シーズン9勝目。この勝利によりデビューからのJRA通算の勝ち星を29勝に地方交流競走の2勝を加算した31勝となり、GIレースに騎乗することが可能となった。
  • 同年8月19日、新潟競馬第3競走の未勝利でトニーハピネスに騎乗、同日第7競走の未勝利でライゴッドに騎乗してそれぞれ勝利。自身初となるJRAでの1日複数勝利を挙げると同時に通算勝利数を34とし、増沢由貴子が持っていたJRA女性最多勝利記録に並ぶと、同月25日、新潟競馬第12競走の500万下でセイウンリリシイに騎乗して勝利を収め通算勝利数を35とし、JRA女性騎手最多勝記録を更新した。

2019年

  • 2019年2月17日、フェブラリーステークスでJRA所属女性騎手として初めてGIに騎乗。同競走ではコパノキッキングに騎乗し5着とな検討。
  • 同年3月24日、高松宮記念で自身2度目のGI騎乗。2014年のスプリンターズステークス優勝馬でこれがラストランとなるスノードラゴンに騎乗し、結果は17着だった

  • 同年6月30日、スウェーデンのブローパーク競馬場で開催された「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に招待され、他地区の女性騎手たちと合わせて10名で計5レースに出走。2勝2着1回の成績を残し、見事優勝を果たした

  • 同年8月10日、イギリスのアスコット競馬場で開催されたシャーガーカップに女性選抜の一員として出場。計5レースに騎乗して最高位5着。
  • 同年10月2日、大井競馬場で施行された東京盃(JpnII)(交流重賞競走)でコパノキッキングに騎乗し、単勝1倍台の人気に応えて4馬身差で勝利。JRA所属女性騎手としては2003年に西原玲奈が霧島賞を制して以来16年振り史上2人目の重賞制覇となり、ダートグレード競走では史上初の快挙となった。
  • 2019年の第3回新潟開催では最終的に9勝を挙げて首位となり、女性騎手としてJRA史上初となる開催リーディングを獲得。年間の新潟開催でも計20勝を挙げ、女性騎手としてJRA史上初の競馬場年間リーディングジョッキーとなった。
  • 同年2019年12月8日中山競馬場で行われた第12回カペラステークスでコパノキッキングに騎乗し、女性ジョッキーとしてJRA初重賞制覇の快挙を成し遂げた。

※上記の足跡に関してはWikipediaを参照

2019年は特に菜七子ジョッキーにとって飛躍の年になったであろうことは間違いない、しかしまだ2019年は残り1ヵ月更なる勲章が増えるように一人のファンとして、祈ってやまない。

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